終了しました「研究成果報告会~シラスの資源化に向けた新たな可能性~」の開催●工業技術センター(2024/3/21)

 工業技術センターでは,県本土に広く分布するシラスの有効活用に向けて,昭和30年代から研究開発を行ってきており,その成果として,シラスからコンクリートの材料となる火山ガラス微粉末(VGP)を製造する技術を確立しました。
 コンクリートはセメントや水,砂,砂利等から製造されますが,セメントは製造時に大量の二酸化炭素を排出し,その削減が課題となっています。VGPは製造時の二酸化炭素の排出量がセメントよりはるかに少なく(約93%削減),セメントの一部をVGPに置き換えることで,低炭素型のコンクリートを製造することができます。
 このため,県では,今後,VGPの量産化の促進や,VGPを用いた低炭素型シラスコンクリートの普及に取り組み,インフラ・建設分野におけるGX(グリーントランスフォーメーション)を推進することとしています。
 本年3月21日には,レディーミクストコンクリート(いわゆる生コン)に関するJIS(日本産業規格)の改正により,VGPが生コンの混和材として追加される予定であり,VGPの使途が広がり,今後の普及につながることが期待されます。
 インフラ・建設分野のGXに貢献するVGPについて,県民の皆様や建設分野など様々な関係者の方々に広く知っていただくため,JIS改正に合わせて,VGPの概要や今後の可能性等を紹介する報告会を開催します。

日時

令和6年3月21日(木) 13:00~14:00

場所

鹿児島県庁18階 かごゆいテラス(桜島側オープンスペース)

内容

●講演(25分)

内容:シラスのコンクリート用材料としてのJIS化の変遷と今後の普及拡大

講師:東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授 野口 貴文 氏

【講師紹介】

  • 1961年生まれ
  • 1987年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了後,同大学助手・助教授・准教授を経て,2014年より同専攻教授
  • 専門分野は建築材料学・建築防火工学
  • JIS原案を審議する日本産業標準調査会専門委員会の委員を務め,今回の改正ではVGPの混和材追加に尽力
●質疑(10分)
●研究報告(20分)

内容:シラスの資源化への取組-火山ガラス微粉末・シラスJIS砂-

登壇者:㈱プリンシプル  代表取締役社長 東 和朗 氏 
    インフラテック㈱  総合技術研究所開発課担当課長 中須 幹生 氏
    鹿児島県工業技術センター 研究主幹 袖山 研一

その他

報告会の様子は,以下のURLからオンライン視聴いただけます。

https://prefkago.webex.com/prefkago/j.php?MTID=mbe1a3f65ea98d94e9d705be33e
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お問い合わせ

鹿児島県工業技術センター企画支援部 0995-43-5111
鹿児島県総合政策部総合政策課 099-286-2359